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溶接加工での対応可能な材料とは

こんにちは。
西崎製工株式会社です。
岡山県津山市を拠点に、地元岡山県と周辺県にて、製缶、金属加工、溶接加工の業務を承ります。
本記事では、さまざまな材料に適した溶接技術や、弊社が得意とするステンレスやアルミなどの溶接について、その特性を活かした加工のポイントをご紹介いたします。

様々な材質に対応する溶接技術

溶接
溶接加工は金属を高温で溶かし接合する技術であり、製品の用途や強度に応じた様々な材質の金属に対応可能です。
弊社では、一般構造用鋼はもちろんのこと、耐熱性や耐蝕性が求められる特殊鋼などの溶接にも対応しています。
溶接にはTIG溶接やMIG溶接、スティック溶接など、材質や形状、必要とされる強度に応じた方法が必要であり、長年の経験と技術力を持って最適な溶接方法を選定しています。
各材料の特性を十分に理解した上での溶接工程は、製品の品質を大きく左右します。
そのため、弊社では材料の特性を活かす的確な溶接計画を立案し、高品質な加工をご提供しています。

ステンレスやアルミ等多材料の溶接可能性

弊社の大きな特長の一つに、ステンレスやアルミといった多様な材料の溶接が可能である点が挙げられます。
ステンレスは耐食性に優れた材質であり、清潔さが要求される食品産業や化学産業をはじめとした多くの分野で使用されています。
一方、アルミは軽量で加工性が良く、自動車業界をはじめとした様々な場所で需用されています。
これら特有の材料特性を理解し、それぞれの特性に応じた適切な溶接方法を用いることは技術的な熟練度を要します。
ステンレス溶接では、熱による変形や色合いの変化に注意を払い、アルミ溶接では母材との化学的な反応を考慮し、専用の溶接棒やワイヤを使い分けます。
その結果、高品質で強度のある溶接部を実現し、お客様から厚い信頼を得ています。

材料特性を活かす溶接加工のコツ

各材質ごとの溶接にはそれぞれコツがあります。
例えば、ステンレスの溶接ではプリヒート(事前加熱)やポストヒート(後加熱)を適切に行い、溶接歪みや亀裂の発生を防ぐことが重要です。
また、クリーニング作業を丁寧に行うことで、酸化層の除去と溶接品質の向上が期待できます。
アルミの場合は、溶接前に表面のアルミニウム酸化皮膜を取り除くことが、高品質な接合を得るためのポイントとなります。
弊社ではこれらの材料特性を熟知した専門スタッフが溶接を行い、きめ細やかな温度管理や適切な技術を駆使してお客様に最適な加工を提供しています。

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岡山県津山市で溶接加工をお探しの皆様、弊社にお任せください!
複雑なデザインや特殊な材質の溶接も、豊富な経鴓と確かな技術力で対応いたします。
ご要望やご相談も、ぜひお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。